伊豆高原は、実は知る人ぞ知る「パンの激戦区」であることをご存知でしょうか?
別荘地として発展したこの地には、舌の肥えたオーナーや、素材にこだわる職人たちが集まり、個性豊かなベーカリーが森の中に点在しています。
今回は、「伊豆iroha」を拠点に楽しむ、最高に贅沢な「朝活(パン屋巡り)」をご提案します。 早起きして手に入れた焼きたてのパンを、ヴィラのテラスで頬張る。 そんな、ホテル泊では味わえない「暮らすような旅」の朝を体験してみませんか。
【朝活】伊豆高原の朝は「パン」から始まる。「伊豆iroha」周辺の絶品ベーカリー巡りと、テラスで楽しむ極上の朝食
なぜ、伊豆高原のパンは美味しいのか
伊豆高原の朝は、少しだけ早起きをするのが正解です。
カーテンを開けると、澄んだ空気と鳥のさえずり。そして、森の木々から差し込む柔らかい光。
そんな清々しい朝に一番似合うのが、焼きたての「パン」です。
伊豆高原には、車で数分走るだけで、驚くほど多くのベーカリーが見つかります。
なぜこんなにもパン屋が多いのでしょうか? それは、この土地が持つ「水」と「空気」の良さ、そして別荘族という「パンの味に厳しい顧客」が育てた文化があるからです。
チェーン店にはない、職人のこだわりが詰まった小麦の香り。
今回は、伊豆irohaから車で巡れる名店と、持ち帰ったパンを最高に美味しく食べるためのヴィラでの過ごし方をご紹介します。
1. 森の中に佇む行列店「ル・フィヤージュ(Le Fiyage)」

(伊豆irohaから車で約6分)
伊豆高原のパン屋を語る上で、絶対に外せないのがこのお店です。
一歩足を踏み入れると、そこはまるで絵本の世界。クヌギやコナラの木立に囲まれた森の中に、ひっそりと、しかし確かな存在感でその店はあります。
おすすめポイント:
- ハード系からデニッシュまで常時80種類以上店内に並ぶのは、フランスパンのようなハード系から、地元野菜を使った惣菜パン、フルーツたっぷりのデニッシュまで、目移りするほどのラインナップ。どれも「顔」が良く、職人の丁寧な仕事が伝わってきます。
- 狙い目はオープン直後人気店のため、昼過ぎには品薄になることも。まさに「朝活」で行くべきお店です。開店と同時に店内に充満する、バターと小麦の焼ける香りは、幸せそのものです。
おすすめは「ベーコンエピ」や、噛めば噛むほど味が出る「パン・ド・カンパーニュ」。ランチ用にサンドイッチをテイクアウトするのも良いでしょう。
2. インスタ映えも抜群!「フロマージュパン専門店 Marble Coco.」

(伊豆irohaから車で約8分)
パン好き女子やお子様連れに絶大な人気を誇るのが、濃厚なチーズパンの専門店「マーブルココ」です。
おすすめポイント:
- 可愛すぎる「くまさん」のパンここの名物は、なんといっても熊の形をした食パンや、ひとくちサイズのパン。見た目の可愛さはもちろん、味も本格派です。北海道産小麦と濃厚なチーズの風味が口いっぱいに広がります。
- お土産にも最適日持ちする焼き菓子や、パッケージが可愛い商品も多いため、自分たちの朝食用だけでなく、友人へのお土産選びにも重宝します。
3. 地元民に愛される隠れた名店を探すドライブ
特定の有名店だけでなく、伊豆高原には「こんなところに?」という場所に小さなパン屋が隠れています。
Googleマップを開き、「近くのパン屋」で検索してみてください。
- あえて迷い込む楽しさ別荘地の奥まった場所にある小さなログハウスや、ご夫婦で営むこじんまりとした店舗。そんなお店との偶然の出会いも旅の醍醐味です。
- 「地元野菜」との出会いパン屋へ向かう途中、無人の野菜販売所を見つけることもあります。ここで新鮮なトマトやキュウリを買い、ヴィラでサラダにする。これぞ最強の地産地消モーニングです。
「伊豆iroha」へ帰還。ここからが本番
お気に入りのパンを両手いっぱいに抱えてヴィラに戻ったら、いよいよ「極上の朝食タイム」の始まりです。
レストランで食べる朝食も良いですが、伊豆irohaには「自分たちだけの時間」と「高機能な設備」があります。これを使わない手はありません。
Step 1. 高機能トースターで「リベイク」
伊豆irohaのキッチンには、パンを美味しく焼くためのトースター(※施設の設備に合わせてバルミューダやアラジンなどを記載)を完備しています。
買ってきたパンに少しだけ霧吹きで水をかけ、トースターへ。
「チン」という音と共に、焼き立てのカリッとした食感と香りが蘇ります。
Step 2. 地元の牛乳とコーヒーを用意
パンのお供には、伊豆のブランド牛乳「大美伊豆牧場」の牛乳や、こだわりのコーヒーを。
広々としたキッチンで、みんなでコーヒーを淹れたり、サラダを盛り付けたりする準備の時間さえも、楽しいイベントになります。
Step 3. テラスで「森のモーニング」
準備が整ったら、食事を持ってテラスへ出ましょう。
目の前に広がるのは伊豆の自然、頭上には青い空。
誰にも気兼ねすることなく、パジャマのままでも、すっぴんでも構いません。
サクッ。
静かな森に、トーストを齧る音が響きます。
「このクロワッサン、すごいバターの香り!」
「そっちのパンも一口ちょうだい」
鳥の声をBGMに、焼きたてのパンを分け合う朝。
それは、どんな高級ホテルの朝食ビュッフェよりも贅沢で、心満たされる時間になるはずです。
おまけ:チェックアウト後のランチ用にも
朝食で食べきれなかったパンや、あえて多めに買っておいたパンは、その後のドライブのお供に最適です。
- 城ヶ崎海岸のベンチで、海を見ながらランチ。
- 大室山のリフト山頂で、絶景サンドイッチ。
- 帰りの車内での、小腹満たしスナック。
美味しいパンは、旅の後半戦も幸せな気分にしてくれます。
パンを買いに行く、それだけで旅になる
「朝ごはん、どうしようか?」
そんな会話から始まる朝も良いですが、
「あの有名なパン屋さんが開くから、ちょっと行ってみよう!」
と、目的を持って動き出す朝は、1日の充実度を劇的に変えてくれます。
伊豆高原の美味しい空気と水が育んだパン。
そして、それを味わうための最高のロケーションを提供する「伊豆iroha」。
次の滞在では、少しだけ早起きをして、パンの香りに包まれる幸福な朝活を体験してみませんか?
パン好きの皆様のご予約を、心よりお待ちしております。
(※各店舗の営業時間や定休日は変更になる場合があります。特に人気店は売り切れ次第終了となることが多いため、午前中の早い時間の訪問をおすすめします)
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